第9回湖南市国際協会総会 2015.06.07
早いもので湖南市国際協会が立ち上がって9年を迎えました。
今年は、筑前琵琶の演奏でオープニング。
演奏者の明智旭心さんは、当協会の日本語指導者養成講座を受講され、ボランティアを始められた方です。
演目は、『粟津が原』舞台は近江八景で有名な大津市粟津晴嵐で木曽義仲最期の地。使用された琵琶は100年前に作成されたもので、しばし悠久のしらべに耳を傾けました。
総会は、日本語教室の生徒渡辺イズミさんに司会をお願いしました。
甲斐切会長のあいさつに始まり、来賓の方からそれぞれご祝辞をいただきました。その後、事務局から会計報告、各グループ長から年間の事業報告があり、各議案等承認可決され無事閉会となりました。
さて、総会会場のサンヒルズ玄関前広場には、たくさんテントが立ち並びました。
会場となったサンヒルズ玄関前広場には、ブラジル・ペルー・台湾・韓国・日本の食べ物を売るテントが並び、パステル・タコス・ラーメン・チヂミなど盛りだくさんのメニューに多くの人が行列に並ぶ姿が見られました。
またこの日、BBC「トドベイン滋賀」、Radio 滋賀、ポータル三重の取材もありました。
ワールドフェスタこなん 2015
ワールドフェスタこなんのオープニングは、ペルーのマリネラダンスでした。
かわいい子どものダンスや、男女ペアの情熱的なダンスが舞台上で華やかに発表されました。
フェスタで司会を務めたボランティアのメンドーサ・アストリットさんは、国内コンクールで優勝、ペルーツアーにも参加し、この日も見事なダンスを披露しました。
そして、今年もケフラメケアロハチーム石部教室の皆さんがフラダンスで舞台に立ちました。
ボリビア出身のミゲル・リマさん、ウラタ・ヒロミさんによるケーナ(笛)と打楽器の演奏で雄大なアンデスの山々を思い浮かべた人もいたようです。
タイのサタワット・ドウアンネートさんの踊りはあでやかな色の衣装と優美な手の動きが神秘さをもたらします。
ブラジルのGABUH(ガブ)さんの歌では、観客の皆さんが一緒に歌う姿が見られました。
日本語教室の生徒さんによるギター演奏と日本語で歌う姿もありました・
そして、子どもたちに大人気ピエロのトクちゃんの登場で場内は一気に盛り上がりました。
また、今回のフェスタの目玉ともいえる、BBCやE-radioでおなじみの川本 勇さんの登場です。ミュージシャン・DJ・メディアプロデューサーなどマルチタレントとして滋賀で活躍する 勇さんのライヴとあって、大阪からかけつけたファンもいました。
そして、勇さんから甲西北中生徒会のヒマラヤ復興募金活動に対して協力の呼びかけがありました。
さて、フェスタのしめくくりは、恒例のブラジルサンバチームの登場です!
強烈なサンバのリズムは、会場の人々を巻き込んでダンス・ダンス・ダンス!
ということで、今年の フェスタは来場者が800人をはるかに超え大盛況となりました。異国の地で再会を喜ぶ外国人の姿や、外国の食べ物に興味を持って行列を作ったり、舞台発表を愉しむ日本人も多く見受けられ、国際協会10年の節目を前に、このフェスタが湖南市民のイベントとして受け入れられつつあるようです。